市川市において、オルカキッズ保育園はこれまで企業主導型保育施設として、待機児童問題の解消に一定の役割を果たしてまいりました。
開園当初は、認可保育園と同等の価格で「認可以上の保育の質」と「バイリンガル保育」の提供に努めてきましたが、現在は市川市の制度上、「第二子保育料無償化」などの補助対象外施設とされており、保護者の皆さまにとって経済的負担の面で不利な状況が続いています。
そのため、「通わせたいが費用面で難しい」という声も多く寄せられてきました。
これまで当園にお子様を預ける保護者様が補助を受けられるよう、市川市と協議を重ねてまいりましたが、「検討する」との回答に留まり、状況の改善には至っておりませんでした。
そのような中、この度の市長選挙において、現職市長が「第一子の保育料無償化を確約」と公言したことにより、令和8年度から事実上の保育無償化が実現する見込みとなっています。
しかしながら現行制度のままでは当園は引き続き無償化の対象外となる可能性があり、また認可保育園を利用する場合と比べて、認可以外の施設を利用する保護者に経済的負担の差が生じることが懸念されます。
同じ市川市民でありながら、このような差が生じることは公平性の観点から課題であると考え、当園は市川市こども施設入園課と協議を行いました。そこで企業主導型の施設を利用する世帯に対しても、認可保育料に相当する補助が受けられる仕組みの必要性について意見をお伝えしております。また都内では先行して第一子無償化が実現しており、企業主導型保育施設を利用する世帯も平等に補助を受けていることを前例としてご提示させていただきました。
その結果、こども施設入園課から真摯に状況をご理解・歩み寄りいただき、選挙後に新市長のもとで第一子無償化を進める中で、企業主導型保育施設を利用する保護者が不利益を受けることのないよう、不公平の是正を正式な議題として取り上げるとお約束いただきました。
今後は新市長の判断に委ねることになるそうですが、すべての保護者が公平に保育無償化の恩恵を受けられること、そして各ご家庭が自由に保育園を選べる環境が整備されることが期待されます。
オルカキッズ保育園としても、引き続き子どもたちと保護者の皆さまにとってより良い環境づくりに努めるとともに、制度の改善に向けて取り組んでまいります。
